本日の活動は,「ユーフォ―を作って遊ぼう」です。宇宙船・宇宙人に興味関心をもたせるために,関連する絵本の読み聞かせをしました。 「あっ,宇宙船だ,宇宙人だ」とあちこちで子どもたちの声が聞こえていました。
「これから,ユーフォ―をみんなで作ってみましょう」「そして,後でユーフォ―をとばそうね」というお話がありました。子どもたちの心がユーフォ―づくりに引き込まれていきました。
子どもたちは,思い思いにイメージしたユーフォ―作りを始めました。実習の先生は,制作中の子どもたち一人一人を見守りながら,声をかけていきました。
担任も,子どもたちの声に耳を傾け,寄り添いながら実習生を側面から支えていました。
完成したュ―フォーを使ってのまと当てです。やるき満々でした。
しかし,なかなか思う方角に飛んでくれません。的を倒すにはスピードと方向性が必要と気づいた子どもは,強く,ねらいを定めて投げていました。少しずつ,倒す子どもが増えていきました。投げ方を試行錯誤しながらまと当て遊びに熱中していました。 遊びをやめてしまった子どもは,いませんでした。
どうだと自信満々の子どもたちです。ポーズもかっこいいですね。
飽きることなく,子どもたちは,投げ続けていました。まさに,遊びへの没頭でした。
「まと」が変わりました。今度は,ペットボトルを何本倒すかを各グループで競い合いです。遊びの変化と,グループ対抗で子どもたちの意欲はさらに増していきました。当てる的を変えることで遊びへの興味・関心が高い位置で持続しました。
楽しそうに,まと当てあそびに没頭していました。的が小さくなり,投げ方も工夫していました。
振り返りの場面では,自分の造った「ユーフォ」」を発表し合いました。子どもたちは,自分の作品をうれしそうに見せ合っていました。他の子どもたちの作品をみることでお互いに学び合うところも出てきたと思います。
今日の「ユーフォ―を作って遊ぼう」で楽しかったことや工夫したことをインタビュー形式で答えさせていました。活動を振り返ることで子どもたちは,いろいろな気づきを話してくれました。笑顔いっぱいでした。
実習生から本日の保育のまとめの話がありました。子どもたちの表情も実習生の表情も充実感いっぱいでした。とても楽しい保育でした。 実習期間は,今週で終わりです。また,しばらくは学生にもどります。実習生との良き出会いに感謝するとともに今後の健康と活躍を職員一同で心から願いたいと思います。 最後に武者小路実篤の人生の言葉を実習生に贈ります。「わが行く道に茨多し されど生命の道は一つ この外に道なし この道を行く」